◆ 居住福祉工学

居住福祉工学
科目名 居住福祉工学
科目英文名 Technology of Living Welfare
担当者 上田 博之
種別 講義 単位数:2時間数:☆学年・学期:3年・前期
講義の意義・目的 我が国は高齢化が進み、大きな社会問題となりつつある。このような高齢化は、居住環境を考える場合にも重要視されはじめている。本講義では、高齢社会における高齢者・障害者の居住問題と居住環境整備の課題について学習し、バリアーフリー設計の考え方・技術を習得する、ことを目的としている。
講義の位置づけ 本講義は、単にバリアフリー、ユニバーサルデザインの技術を習得することのみを目的とするものではない。高齢者・障害者の居住に関する理念・考え方を重視する。従って、福祉の知識や高齢者・障害者の身体機能、助成制度など幅広い内容の習得が必要となる。建築計画学・地域施設計画論、住居計画学など計画学や住生活論、建築法規、居住地計画論などを履修しておくことが望ましい。
講義の概要 本講義では、まず福祉の概念、居住福祉工学の考え方について解説する。つづいて高齢者の身体機能を解説、理解したうえで、住居の改善について、その留意点、福祉機器・介助器具による補完について解説する。さらに住環境の整備、住宅改修助成などについて、海外事例をまじえて解説する。
講義方法 講義内容をプリントにして配布する。講義内容は既に読んでいることを前提として講義する。講義は、プリントの解説を中心に行う。数回のレポート・演習問題を課し、レポートを提出を求める。提出されたレポートに対しては、適宜コメントする。
学習教育目標
学習教育目標
A B C D E F G
       
授業内容
授業内容
テーマ 概要 学習・教育目標
居住福祉工学の概念 居住福祉工学の概念規定と役割・必要性 A
福祉と建築の関係 A
居住福祉工学とは何か 住宅内事故と高齢者 A
高齢者の身体機能 加齢と身体機能低 A
福祉住環境整備 バリアフリーとユニバーサルデザイン DD
福祉制度と住環境整備 FF
福祉住環境整備の進め方 A,FF
福祉住環境整備の基本的技術 DD
空間別整備の方法 DD,FF
福祉機器・補助/介助器具の活用 DD
疾患・障害別応用技術 DD,FF
福祉のまちづくり 福祉のまちづくりとは何か A
  福祉のまちづくりに関する法制度 A
  地域施設のバリアフリーと屋外空間のバリアフリー DD,FF
福祉先進国の方法 福祉国家のまちづくり A,DD
  介護保険実施国の住宅改修 A,DD

学習・教育目標凡例
評価方法 Aについては、福祉の概念や建築・まちとの関連、社会政策、高齢者の身体状況などの理解度を、試験により評価する。DDについては、高齢者・障害者の居住環境の整備方法の技術の理解・修得度を、レポート(演習)、試験により評価する。FFについては、高齢者・障害者の居住環境の問題の発見、問題解決方法その整備課題および整備方法の理解度についてレポート(演習)、試験により評価する。各演習問題・レポートの評価点(20%)+定期試験の解答結果の評価点(80%)により行う。