栄養教育プログラミング論
科目名
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栄養教育プログラミング論 |
科目英文名
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Programming for Nutrition Education |
担当者
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春木 敏 |
科目内容
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社会構造の変化に伴い人々の食生活は大きく変容し,21世紀をむかえた今,人々の栄養素摂取状況は,過剰栄養と低栄養の二極化を呈している。私たちの食行動は,知識や態度,信念,実際的な食スキル(調理技術)や社会資源の活用,周囲の人々の行動や態度さらには,社会・生活環境に影響をうけることが明らかになっている。そこで,栄養教育を実施するにあたり基幹となる3つの領域に重点をおいて学修する。一つは,行動科学理論を健康・栄養教育に適用したニーズアセスメントからプログラミングの方法論。一つは,教育方法論に基づいた指導案の作成。今一つは,栄養教育プログラムの実施において重要な栄養教育手法である栄養カウンセリングの基礎について学修する。 |
授業内容
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- “食べる”とは?⇒“栄養教育”とは?
- 行動科学理論 I :ヘルスプロモーション プリシードプロシードモデル
- 行動科学理論 II :知識,態度,スキルの獲得と環境とのかかわり
- 行動科学理論 III :行動科学理論を用いた栄養教育の実際
- 教育方法論に基づくプログラム(ニーズアセスメントから評価まで)
- 栄養教育プログラムの作成
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評価方法 |
随時、レポート作成,小テストを行い,学習内容別習熟度を評価する。期末定期試験により,総合的な習熟度を評価する。 |
教科書等 |
エッセンシャル「栄養教育論」(医歯薬出版)を予定 |
参考書 |
松本千明「健康行動理論の基礎」(医歯薬出版)、宗像恒次「栄養指導のためのヘルスカウンセリング」(医歯薬出版)、「アクティブ栄養指導」(医歯薬出版)、NEXTシリーズ「食生活論」(講談社) |